香港は、日本から3~4時間で行けて、人気の旅行先です。
食事も美味しく、香港ディズニーランドがあり、子供連れでも行きやすいです。
日本と比べて物価はどうなのかな。
旅行に行くのに、ビザは必要?
治安はどうなのかな。
こういった疑問が出てきます。
今回、香港旅行したので、旅行を通しての現在の香港についてまとめました。
通貨香港ドルは、旅行をした2023年11月のレート(1HKD=約19円)で計算しています。
現在の香港の物価
2023年11月の物価は、日本と比較すると、1,5~2倍といったところです。
世界的物価高騰に加えて、円安の影響が香港ドルにも当然のように波及しています。
2023年の外国人駐在員を対象とした世界で最も物価の高い都市ランキングで、香港はなんと、ニューヨークについで2位となっています。ちなみに東京は10位です。
また、イギリスのデータ会社が発表した2023年の「世界の超富裕層リポート2023」では、超富裕層(日本円で約44億円以上の資産を保有)の人数が多い都市で香港は第1位となっています。2位はニューヨーク、3位はロンドンです。
超富裕層が多く、世界的にも物価が高いと言われている香港であれば、物価が高くなったという日本と比べて、さらに高いのも納得がいきます。
購入品や食事代の紹介
実際、購入したものの一部の値段を紹介します。
購入先は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、駅の売店、専門店などバラバラなので、だいたいの相場とお考え下さい。
- 牛乳160ml 8HKD≒152円
- 豆乳160ml 7HKD≒133円
- エッグタルト 9HKD≒171円
- 抹茶のタピオカミルクティー 36HKD≒684円
- ペットボトルのオレンジジュース 20HKD≒380円
- チュッパチャプス 5.5HKD≒104円
- ハイチュー 12.5HKD≒237円
- アンパンマングミ 8.5HKD≒161円
レストランでのお食事は
- お粥 40HKD≒760円
- 小籠包4つ入り 50HKD≒950円
- 野菜入り麺 56HKD≒1056円
- ラーメン 42~48HKD≒798~912円
- ジャスミンティー 35HKD≒665円
- テイクアウトのお弁当 35HKD≒665円
食べ物以外の相場
- スクイーズのボール 10HKD≒190円
- 釣りのおもちゃ付き駄菓子(日本製) 34HKD≒646円
- cotton onのキッズ長袖Tシャツ 70HKD≒1,330円
- cotton onミッキーのエコバック 27HKD≒513円
香港ディズニーランドの物価
市街地に比べて、さらに物価が高いディズニーランド。さらに1,5倍ほどの相場感覚です。
日本のディズニーリゾートでも高いので、承知の上ですが…
フードワゴンのペットボトルの水で、約560円…香港の暑~い夏だとどうなるのでしょうか。
購入品や食事代を紹介
ディズニーランドで購入したものの一部も紹介します。
- ソフトクリーム 35HDK≒665円
- ペットボトルの水 30HKD≒564円
- ターキーレッグ 58HDK≒1,091円
- 串付きコーン 22HDK≒414円
- アメリカンドッグ 30HDK≒564円
- 韓国風イカ焼き 42HDK≒790円
ディズニーグッズ
- アナ雪のカチューシャ 149HDK≒2,804円
- シャボン玉が出るおもちゃ 179HDK≒3,401円
- リーナベルのぬいぐるみ 349HDK≒6,631円
- フローズンショッピングバッグ 18HDK≒342円
- エルサのボウル 69HDK≒1,311円
香港の治安
コロナ禍前の2019年に起こった、香港民主化デモ中は主要のショッピングモールも危険でした。2020年のコロナウイルス流行により、徐々に形を変え、6月に香港国家安全維持法が施行された以降は、デモを禁止せざるを得なくなり、今は治安も回復しています。
ちなみのデモ激化中の2020年の年末年始にも香港に渡航しましたが、この時は危険を感じ、香港ディズニーランドのみを満喫し、次の旅行先へすぐに出国しました。
現在の外務省の海外安全ホームぺージでは、「レベル1の十分注意してください。」となっています。
基本的には、安全に旅行が楽しめます。
やや強引な客引きには遭いますが、相手にしなければ問題ありません。
タクシーのぼったくりも多少ありますが、許容範囲内だったので良しとします。(この時、そもそも乗る前の交渉で少しいざこざがあったからか、荷物代と言いながら、お釣りをちょろまかされました。)
今回深夜3時ごろ、突然「どうしても牛乳が飲みたい」と泣く子どもの為、ネーザンロードに面したホテルから一本入った歩いて1分ほどのコンビニエンスストアへ深夜徘徊を一人でしました。
もちろん、人通りはなく怖かったですが、繁華街ということもあり、街灯で比較的明るく、無事にホテルに帰るとこが出来ました。
しかし当然ですが、海外での夜間一人歩きは避けましょう。
香港の人は親切で、生涯出生率が1%を下回っている香港で、子どもを3人連れているためか、よく声をかけてくれたり、ベビーカーでの移動中、何度も手を貸してくれる機会がありました。
香港の旅行ビザ事情
中国との「一国二制度」をとっている香港ですが、
日本国籍を持っている人は、90日以内の観光・商用目的での滞在はビザは必要ありません。
ちなみに中国本土はビザが必要です。
まとめ
現在の香港旅行は、物価高と円安で正直お財布には厳しいです。しかし、節約できるところは節約して、メリハリを付ければ、格安で旅行できます。
お財布には厳しい香港ですが、人は優しい、食事がおいしい、観光スポットが点在し、子供連れでも安心して旅行ができ、プライスレスな楽しい思い出でいっぱいです。
以上、次回の香港旅行の参考になれば幸いです。
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