この記事では、ベビースリングで3児を育てた私が、ベビースリングのメリット・デメリットと、自宅にあるストールを使用した簡単な作り方と使い方を紹介します。
モデルは、生後5か月の約7キロbabyです。
ベビースリングのメリット・デメリット
ベビースリングのメリットは以下が挙げられます。
- 新生児から使える
- 首座り前でも使える
- コンパクトになって持ち運びしやすい
- 慣れると、抱っこ紐より素早く抱ける
- 安くで手に入る
- 色んな布やストールで応用できる
- 個性を出しやすい
デメリットもあります
- 片方の肩で支える為、体重が重くなると辛くなる
- なので、長い時間や期間は使えない
準備するもの
- ストール 1枚
- リング 2個
私は、自宅で眠っていたストールを使用しました。
ストールの素材は、綿やガーゼ生地が赤ちゃんの敏感な肌にも安心です。
大きさは、写真の物でだいたい縦160㎝×横幅75㎝です。
リングのパーツは、自宅になければ手芸屋さんやネットで購入できます。
内径は、写真の物で3,5㎝です。これよりも小さいとストールや布を通すときに、難しいかもしれません。
値段は、素材や大きさなどによって変わりますが、1つだいたい200~300円くらいです。
作り方
①ストールの片方の端をリング2本に結ぶ。
頑丈にするために、通した端を縫い付けても◎
②ストールのもう片方をリングに通す。
③ 先ほど通した端を折り返し、1本リングをまたいで通して完成。
使い方
【新生児からOK】横抱き
①スリングを肩にかける
抱っこの利き手は人それぞれなので、頭を支える逆の肩にリングが来るようにかけましょう。
結び付けているストールが外れそうではないか、装着前に確認しておきましょう。
②赤ちゃんをげっぷを出すときの抱き方をする。
③スリングを引き上げて、赤ちゃんのお尻と頭を持って滑らせて入れる
④整える。
普段、横抱きする格好で頭を支え、片手を離して安定していればOKです。
初めのうちは、鏡で見て体勢を確認しましょう。
整える4つのポイント
- 赤ちゃんの体がCカーブになっている→なっていない場合は、足の方から手を入れて、背中とおしりを持ち上げて調整
- 足がしっかりスリングに入っている→スリングが足りない場合は、足の方から手を入れて、足が隠れるようにスリングを引っ張る。
- ママの胸の下あたりに赤ちゃんがいる→リングで長さを調整
- ママの肩全体(腕の上の方まで)にスリングを充てる
【首が座ってからOK】縦抱き
基本的には横抱きと手順は同じです。
違うところは、赤ちゃんを横にせず、お尻の下にスリングを持ってきます。
普段、縦抱きする格好で、片手を離して首や背中だけ少し支えて安定してればOKです。
首がしっかり座っていれば、赤ちゃんは両手を出して、目線の拡大や手の使いやすさを促せます。
整える2つのポイント
- 赤ちゃんのおでこにキスできるくらいの高さにする→なっていない場合、利き手でお尻を持って、リングで長さを調整
- 足とお尻がM字になっている→これはなっていない場合、股関節脱臼や滑落の恐れあり。お尻を持って、スリングの下の部分を膝関節の後ろに持ってくると、整います。
まとめ
今回、自宅にあるストールを使ってベビースリングを作り、使用しました。
格安で簡単に出来るので、実家に眠っているおばあちゃんのストールを使ったり(おばあちゃん喜びます)、手芸屋さんでお気に入りの布を見つけたりして、ぜひ参考にしてみてください。
手作りは不安。本格的なベビースリングが欲しい。という方は、市販のもので、抱き方を参考にしてみてください。
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